てぃーぶれいく ときどき ごはん、わりとC++☆

USAGI.NETWORKのなかのひとのブログ。主に茶話。

ファミリーマートコレクションの四種茶葉ブレンド烏龍茶の四種の茶葉は?

「最近のコンビニエンスストアで売られている"烏龍茶"はどんなもんだべ?」と思い、近所のファミリーマートファミリーマートコレクション四種茶葉ブレンド(紙パック1L入り)を買ってきてみました。

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  • 品名:ウーロン茶飲料
  • 原材料名:烏龍茶、ビタミンC
  • 内容量:1000ml
  • 保存方法:要冷蔵(10℃以下)
  • 原料茶の産地:中国福建省
  • 販売者:株式会社エルビー 埼玉県蒲田市大字黒浜3469-1

購入した際はどこかに4種類の茶葉が何か書いてあるだろうと思っていたのですが、パッケージのどこにも書いていないので、軽めのおひとりさま聞き茶会となりました。

↓わたしの当てずっぽう:

やや褐色に近い水色とフレーバーの印象、また産地が福建省と明示されている事からブレンドの主体はやや強く焙煎された状態の「鉄観音」と推量。 ほかの3種は「肉桂」、「水仙」、「黄金桂」のような気がするようなしないような。

などと適当に推量してみたものの、 “興味” で答えも気になる。そこで、ファミリーマートのお客様相談室へのお問い合わせをウェブサイトから投げてみました。朝に投げておいて、夕方には回答を頂けました。

ファミリーマートお客様相談室曰く:

私どもファミリーマートで現在販売致しておりますファミリーマートコレクション「烏龍茶(1L紙パック)」に使用いたしております四種の茶葉は、鉄観音、金観音、水仙武夷岩茶(ぶいがんちゃ)の4種類でございます。

ほうほうなるほど、「鉄観音」、「金観音」、「水仙」、そして・・・「武夷岩茶」・・・ですか、そうですか・・・。さすがに茶葉の状態やグレードはともかくとしても、鉄観音水仙は外さなかったらしい。それからやや強い甘みの答えは「金観音」だったみたい。ぐぬぬ・w・

それから、お客様相談室のなかのひとは茶、青茶中国茶についてベテランではないと思うので「武夷岩茶」との4番目の茶葉の回答を頂いた点にはさしあたりはノーコメントで^^; 少なくとも今回は “ウーロンチャ・ポリス” をする気は無いので、「どんなもんだべ」という純粋な興味以上の邪推は控えたとってもマイルドな記事の程度に抑えます。

100円程度でこのくらいの烏龍茶1Lがいつでも手間なく飲めてしまうのは良いのではないかなーと思いました。冷蔵され冷えている状態でも値段と茶葉の状態とグレードを考えれば十分にコストパフォーマンスの高さを考慮した上でも美味しいお茶だと思いますし、常温に戻して頂いても茶葉の特性はコストパフォーマンスのわりには出ているのかな、と思います。

残量が1/3くらいになったところで紙パックごと電磁場オーブンで温めてもみました。

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やや暗めの屋内撮影とはいえ、改めて白磁の蓋椀に入れてみると、やや褐色どころか明らかに褐色系でした。香りはと言うと、さすがにわりと本物志向の方にはやや微妙な反応となるかもしれません。鉄観音水仙、金観音、何れもあまり上手な焙煎とは言えない加工の結果かな、と感じる茶、特に青茶武夷岩茶としての香りが9割がた飛んでいるように感じてしまうかもしれません。奥にほんのり、と頑張れば手繰り寄せて、「えーと、このへんに・・・居ないことも・・・」くらいには・・・といった具合になります。

総評としては、素直に冷蔵ないし常温程度でごくごく高いコストパフォーマンスを活かして水代わりに飲む用の液体としてはなかなか優秀と思うものの、本物志向とは言わないまでもそれへの近さを求めるような方や状況ではさすがに恐らく茶葉の状態、品質的な意味でのグレードによると思われる本質的な青茶としての限界が低いので、期待しない用途に留めましょう、といったところかと思います。水分補給用に烏龍茶系の液体としてごくごく頂きましょう。ただ、諸事情か焙煎が強めと思われる事もあり、いちおうでもやはり武夷岩茶系という事もあり、あんまり急にごくごく飲むと “悪酔い” すると思いますので、あんまり急にごくごく飲み尽くすような勢いでは飲まない方が良いかもしれません。